いま、空前のGodfather Donブームを迎えているのではないでしょうか。好事家必携1stアルバム、"Hazardous"が2LPで再発され、つい最近もヤフオクで関連作大量放流されましたけれども、"Diabolique"なんかも通常盤インスト盤とも¥7~8K超えという地獄競りで私は脱落。Hydra(レーベル)からのリリース群もまぁまぁの値段付いていて、しばらく高値安定となりそう。
タイトルは昔ミクシィやってた頃のハンドルネーム。
納戸のレコ部屋がイイ感じにパーソナルスペースとして出来上がってきて、雑誌FRONTを読み返してたら、ドン様のインタビュー発見、1997年6月号。めちゃくちゃ面白いので一部抜粋。
・なぜ、ゴッドファーザー・ドンという名前にしたのですか?
「ライムをやり始めた頃、近所のヤツからMCドンって呼ばれたんだ。(中略)ある日近所でライムのバトルをやっていた時、俺があまりにも相手をコテンパンに打ち負かすので、誰かが『ゴッドファーザーみたいに打ちのめしてるぜ!』って言ったんだ。ドンもゴッドファーザーも同じ意味だろ?俺はそれをジョークとして"ゴッドファーザー・ドン"ってダブル・ミーニングにしたんだ」
・最後に日本のあなたのファンに何かメッセージをください。
「俺は凄く日本を愛してる。知ってる日本語は"もしもし"、"タマゴ"、"元気ですか"だ(以下略)」
タマゴ…(爆笑)。なぜ卵…好きなのかな?奥多摩にある卵道(ランウェイ)の厚焼き卵あげたら喜ばれるのかな。
それにしても、日本では彼のような燻銀のラッパー/プロデューサーって安定した人気がある気がする。次はHydra繋がりでVICブーム来るだろか(来ない)。
話は飛んで、ケラーニの新作が良いらしく聴いてみたら大変良かった。私のようなオールドスクールもニンマリな、スリックリックのアレなビート使い、エリックとパリッシュのソーワッチャなアレを弾き直した感じの曲もあるのが意外でした。んで、アマゾンでは早速LPの予約がカートに上がっていたことをキクチサグコさんにお知らせしたい。
レコ屋時代の思い出話纒め作業、97年終わってようやく98年。01年までまだまだ。リファレンス用でFRONT/blast見ながらやってるとついつい色んな記事寄り道しちゃって、案の定進み悪いですね。