今では様々な場所、様々な人々が自由勝手に解釈し、それはそれで面白いとは思う。しかし、個人的にはこの"バレアリック"という極めて便利な魔法の言葉を使うことは無い。
1994年にイビサ島へ行った。Amnesia, Pacha, Koo, Space,あと一つ何だっけ。夜中の2時頃から翌昼前くらいまでの一晩で5つの大箱を回った。眠くてヘロヘロになり、当時友人が住んでいたマヨルカ島へ帰ったのだが、もうひと踏ん張りしてチルアウト系のクラブにも行っておけば良かったと思う。しかし、実感としてイビサを包む雰囲気の90%以上はアッパーでヒャッハーな若者が踊りくるったりアレでガンギマリなワケでございます。
子どもたち連れて図書館へ久しぶりに行ったら見つけた和レアリックのディスクガイド。面白い試みだし気になる盤の発見もあったけど、レコード好きには別の解釈で既に知られているのも多いし、どうなんだろ。
