40代からのフジロックフェスティバル(その1)

様々な追い風条件が重なり、四十代半ばにしてじんせい初のフジロックへ行ってきました。結論としては素晴らしい音楽体験となり、チャンスがあればまた行きたいなと思った次第ですが、準備や知識の不足もあったのでいつか役に立つよう備忘録的に書き残しておきます。

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条件1:日程の確保・調整(家庭内承認プロセス含む)
仕事に関しては、ちょうど転勤と重なり運良くクリア。家庭の方ですが、私のように既婚かつ小さい子どもが居る場合は難易度がグッと上がります。今回はつい先日に私以外の家族が友人家族と旅行に行ってきたので(私は仕事が繁忙期で参加できず)、その代わりに私はフジロックへ行く承認を(ややゴリ押しで)得ました。
家族で行くといったオプションもありますが、今回現場で周りを見て色々と課題が見えてきたので後述したいと思います。

条件2:宿泊先の確保
これも相当難易度が高いと聞きます。周囲のホテルは半年前に予約争奪戦、予約が叶わなければ天幕を張ることになります。今回は超絶ミラクル発生により会社のマイメンが苗場プリンスを獲得した事で、私のフジロックデビューの最大の追い風となりました。
なお、フェスでの天幕も好きなのですが、フジロックにおいては注意が必要点も多いため、これも後述します。

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忘れたもの(*印)含めて私の考えるマストアイテム

装備(道具編)
バックパック だいたい50Lくらいが丁度いい、私はDana Design/Humbug Spireを使用
・ザックカバー(*) これ地味にマストアイテム。無ければイ○アで売ってる紐付きの白いビニール袋でそれっぽく代用できます
・ポーチ/ヒップバッグ 荷物をホテルやキャンプサイトに置いて出かける時にはこちら。話は逸れますが、芋洗い状態のステージで、バカデカバックパック背負ってる人ホントやめて
・ヘッドランプ 無くても何とかなりますが、有ると絶対便利
・モバイルバッテリーとケーブル 会場には充電スペースもありましたが、やはり持参した方が良いでしょう
・折りたたみチェア(*) ヘリノックス率ダントツに高かったです。当然ですが折りたたんだ時、よりコンパクトになる方が良いです。余談ですが私は昔ながらのクレイジークリーク/イージーチェアの方が好き(脚無いので底面汚れやすいですが)
・虫除け、ファーストエイドキット(*) 私は忘れましたが必携です。デイドリーミンのエリアでお腹のあたりに大きいハチ(アシナガ?)が止まって目が合ったときは冷や汗もんでした
ジップロック等のジップ付きビニール袋 今回、台風直撃は免れたものの一時的に強い風雨で必要性をあらためて実感。ケータイや財布を濡れないようにしまったり、濡れたり汚れた服やタオルを他の荷物と分けたりと兎に角便利。たくさん用意しておきましょう
・汗拭きシート タオルや手拭いも必携ですが、加えてこちらがあると汗だくになっても爽快感を取り戻せます
・麻ひもやロープ等(*) キャンプで必携のコレを今回忘れてしもた。バックパックに色んなもの括り付けたり出来て便利

装備(服装編)
・帽子 マストです
・サングラス(*) 見事に忘れましたが日差し強いときは有ると助かります
・シャツ Tシャツは2~3枚/日は必要、雨の日用で化繊の長袖は必ず用意しましょう(私はパタゴニアのキャプリーンを愛用)
・中間着 使わないかも知れないけど、夜間や雨で気温が下がった時に活躍。薄手のフリースや化繊のベストがオススメ。私はパタゴニアのパフボールベストを愛用
・シェル ここは難しいところですが、大雨に備えるとなればゴアテックスやそれに相当する撥水性のある上着が良いと思います。
リバーショーツ 一転して下半身は軽快装備を推奨(雨の日は濡れる前提)、私はずっとパタゴニアリバーショーツ派。
・サンダル(ストラップ付) ここも意見割れるところですが、私は専らサンダル派。長年Tevaを使用しており、長時間の歩行も大丈夫。ストラップ部が擦れて痛いという方にはウールソックスを推奨。また、スリッポン系ではKeenがオシャレでいいですね。大雨でぬかるんだ道にサンダルは気持ち悪いという方には、日本野鳥の会のブーツがオススメ。今回もこちらの着用率ハンパなく高かったです

装備が整ったら、いざ出発!
(つづく)