10 hrs of Hip Hop

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いやー昨日は記念すべき一日でした。NHK FMの名物番組、今日は一日◯◯三昧に遂にRap特集が登場。MCにライムスターの宇多丸師匠、解説に高橋芳朗、DJ Yanatake、渡辺志保と安定の布陣。アメリカと日本のヒップホップの歴史を一気に駆け抜ける10時間、さらにゲストライブも多数予定との事で昼前からタブレットradikoから愛機Riddim Voxにインプット繋いで爆音スタンバイ。カセットテープ買っておいてエアチェック(?)するべきだったなー(後悔)。

結論から申しますと、口うるさいマニアも納得!のとても素晴らしい番組でして、10時間かぶりつきでした(実際には、その後の松尾潔さんの番組までぶっ通し。こちらのゲストも何とK Dub Shineでした)。
後日誰かが総括するかと思いますが、関連リンクを貼りつつ振り返ります。

まずは2017年を象徴するKendrick Lamarの曲からスタートですが、次にアメリカのヒップホップのルーツに遡ります。宇多丸師匠がブロックパーティやブレイクビーツの誕生を解説し、DJ YanatakeかApacheの2枚使いを披露。おっとここで師匠がB-Boyイズムのライムを軽くキック。生パチアツmix状態にマニアは早くもコーフン。続いてオールドスクールの名曲を交えつつヤオヤ(TR-808)の解説なども。
こちらはJ-Roccによるアパッチの7inchジャグリングを参考までに


続いて日本のヒップホップ黎明期へ。多くの人たちのヒップホップ初期衝動のきっかけとなった映画Wild Styleを招聘した葛井さんにも言及したり、当時NYでリアルタイムに洗礼を受け、歌詞にJazzy Jayが出てくる佐野元春の曲も紹介とかなりの情報量
荏開津広氏による葛井克亮さんのインタビュー
http://www.webdice.jp/dice/detail/4674/
佐野元春さんインタビュー(Visitorsリリース30周年で当時のNYやヒップホップについて語っております)
http://fujirockers.org/?p=6784

ここで再びアメリカに戻り、Marley Marl率いるJuice CrewとBDPによる有名なBridgeバトルとサンプリングマシンによるプロダクションの進化の話へ。当然、Public EnemyやUltramagnetic MCも登場。
さらにDef Jam誕生のお話やRakimといった次世代リリシストの登場についても。
後年、スプライトのCMでBridgeバトルの2人(KRS1 × MC Shan)が共演


さて、また日本に移りいよいよいとうせいこうさんやPresident BPM(近田春夫)、高木完ECDをはじめMajor Force勢が登場。ゲストのせいこうさんから当時のラップに関する試みについての貴重なお話と、宇多丸師匠とのスタジオライブ。
番組では業界こんなもんだラップを掛けてましたが、こちらも重要曲である東京ブロンクス置いときます


なんだか長くなりそうなので、続く…